営業時間/10:00〜18:00 定休日/日・祝・お盆・年末年始・GW

コラム

2023.03.14

綿菓子機の歴史や選び方 – 作り方、豆知識について

レンタル綿菓子機の選び方や使う方法などを詳しく紹介 お祭りやイベント、模擬店などに欠かせないものといえば、綿菓子です。
自分で購入すると高額な綿菓子機ですが、レンタルを活用すればお得な価格で利用できます。
そもそも綿菓子機は、素人でも簡単に使えるものなのでしょうか。
またレンタル綿菓子機は、どのように選べば良いのでしょうか。

今回は、綿菓子機について詳しく解説していきます。綿菓子の歴史や豆知識なども併せて紹介します。

綿菓子とは?

綿菓子の歴史も紹介 “綿菓子とは、ザラメを溶かして細い糸状にしたものを絹の塊のように作るお菓子のことです。
綿菓子機があれば簡単に作れることもあり、お祭りなどのイベントでよく見かけます。

日本でよく見かける綿菓子は、どこで発明されたものなのでしょうか。

綿菓子の歴史

まずは綿菓子の歴史から紹介します。
最初に綿菓子が作られたのは日本ではなく、アメリカのテネシー州です。
お菓子の製造業者だったウィリアム・モリソンとジョン・C・ウォートンが「天使の綿毛」という意味の「Fairy Floss」という名称で、世界初の電動綿菓子機を作りました。
発明者の一人であるウィリアム・モリソンは歯医者でもあったため、歯のお手入れに使われるFlossを取り入れた名前になったといわれています。

なお、豆知識として紹介すると、日本で綿菓子が広まったのは明治時代後半〜大正時代頃です。

1904年にアメリカで開催されたセントルイス世界博覧会で人気となった綿菓子が、その後に日本に持ち込まれました。
綿菓子はすぐに日本中に広まり、お祭りで大人気の商品となりました。

レンタル綿菓子機の選び方

①サイズで選ぶ

レンタル綿菓子機を選ぶ際は、まずサイズをチェックしましょう。綿菓子機のサイズは大小さまざまです。実際に綿菓子機を設置する場所を確認し、スペースを確保できるサイズの綿菓子機を選んでください。

②機能面で選ぶ

綿菓子機の機能面で選ぶ方法もあります。例えば、ある綿菓子機にはサーモスタットが内蔵されており、回転釜の温度を常時コントロールしてくれる機能が搭載されています。ある程度温度をコントロールできることで、ザラメの焦げ付きが減少するメリットがあります。また、大型モーターが搭載されているものを選べば、綿菓子が勢いよく出てくるので、短時間で綿菓子が作れます。受け皿の内側に凸凹が付いており、より綿菓子が巻き取りやすくなる工夫がされているタイプもあります。

③レンタル価格で選ぶ

レンタル相場と同じくらいの価格を設定している業者を選びましょう。レンタル費用が高額な場合はもちろんのこと、相場よりあまりに安すぎる業者を選んでしまうと、サービス面で何か問題が発生してしまう可能性があるので注意が必要です。価格相場は利用する業者や機械の種類などによって異なりますが、小さめの綿菓子機を2〜3日間レンタルする場合は7,000〜10,000円程度、大きめの綿菓子機を2〜3日程度レンタルする場合は12,000〜20,000円程度が相場の目安です。

④取り扱い方法を教えてもらえるところを選ぶ

初めて綿菓子機をレンタルする場合は、サポートがしっかりしているところを選ぶことをおすすめします。業者の中には、詳しい取り扱いマニュアルと一緒に届けてくれるところもあります。綿菓子の作り方からザラメが詰まってしまった時の対処方法などがまとめられているので便利です。また、マニュアルがない場合は、連絡した時に快く返答している業者を選べば、何かあった時に安心です。

レンタル綿菓子機を選ぶ際の注意点

次にレンタル綿菓子機を契約する前に確認するべき注意点を紹介します。

①配送料の有無

レンタル綿菓子機を選ぶ際は、配送料の有無を確認しましょう。配送料の価格は、業者によって大きく変動します。配送料が無料の業者もあるので、なるべくコストを抑えたい場合は無料のところを選ぶのがおすすめです。

②返却時に掃除が必要かどうか

返却時に掃除が必要かどうかもチェックポイントの一つ。作業を少なくしたいなら、使ったまま送り返せるところを選ぶのがおすすめ。掃除をしてから返却しなければいけない場合は、掃除方法をチェックしておく必要があるので大変です。

③設営方法を確認する

レンタルする前に綿菓子機を利用したい場所で設営できるかチェックしておきましょう。レンタル綿菓子機を設置する場所から電源プラグの位置が遠く、発電機の利用を考えている人もいると思います。綿菓子機によって利用できる発電機が決まっていたり、家庭用延長コードが使えず電工ドラムの使用が必要なものもあるので気をつけてください。レンタル綿菓子機をきちんと設営して使えるか確認することが大切です。

④利用できるザラメの種類を確認する

全ての綿菓子機で同じザラメが使える訳ではありません。ザラメは大きく分けて、白ザラ糖と中ザラ糖、色付きザラメ、味付きザラメがあります。機械によって使えるザラメの種類が異なるため、レンタルする前に必ずチェックしておきましょう。

綿菓子機の動作確認方法と使い方

レンタルした綿菓子機が届いたら、きちんと動くか確認しなければいけません。ここからは、綿菓子機の基本的な動作確認方法と使い方を紹介します。

綿菓子機の動作確認方法

まずは安定した台の上に綿菓子機を設置してください。綿菓子機や付属品が全て揃っているか確認しましょう。綿菓子機の受け皿にアクリルボートのフックを引っ掛けます。上部にある2ヶ所の穴に針金棒を通したら、ビニールの蓋を取り付けます。ビニールの蓋の上にはモノを置かないように気をつけてください。ここまで設置ができたら、電源プラグをコンセントに接続します。なお、綿菓子機の電源プラグは、必ず単独コンセントにしましょう。タコ足配線を使用すると火災の原因となります。

次に動作確認を行います。電源スイッチを入れたら、電流計の針が10Aを指すところまでコントロールつまみを回します。回転釜が勢いよくきちんと回っているか確認してください。綿菓子機が回り始めると、数秒程度で回転釜から温風が出てきます。しっかり温風が出ているか、回転釜に手を近づけて確認しましょう。この時に回転釜に巻き込まれたり手を火傷しないために、回転釜を直接触らないよう十分注意が必要です。動作確認が完了したら電源を切ります。

綿菓子機の使い方

動作に問題がなければ、実際に綿菓子を作ってみましょう。電源スイッチを入れて、コントロールつまみを回して電流計の針を10Aに合わせます。最初に約1分間待って、空転させます。回転釜の真ん中にある砂糖投入口に適量のザラメを入れてください。ザラメは必ず電源スイッチをオンにした上で、回転釜が回っている状態で入れましょう。ザラメを投入してから電源を入れると、回転釜が回り始めてからザラメが片寄ってしまい、故障の原因となる可能性があります。また、一気にザラメを入れるのではなく、均等になるように少しずつザラメを投入してください。

綿が出てきたら、受け皿の中を棒で数回程度回転させます。棒に少量の綿が付いたら、手元を軸にしてくるくると回して綿を巻き付けます。形がいびつにならないように、棒を上下に傾けながら丁寧に巻くのがコツです。この作業を繰り返し、綿菓子がお好みの大きさになったら完成です。綿菓子機を2日以上使用する場合は、1日の最後に約1分間空回しして、回転釜から完全に綿菓子が出ない状態にしてください。ザラメが回転釜に残った状態で電源を切ると、次に使用する時に目詰まりしてしまう可能性があるので注意が必要です。” レンタル綿菓子機の選び方と注意点 “ここからは、レンタル綿菓子機の選び方と選ぶ際の注意点について解説します。

綿菓子機をレンタルしてみよう

わたあめを食べる姉妹

綿菓子機は購入すると何十万もかかる場合がありますが、レンタルならお得な価格です。普通に綿菓子を提供するのはもちろんのこと、最近は飲み物やスイーツをのせるといった綿菓子を使ったアレンジメニューも人気です。お祭りや模擬店、学園祭などで綿菓子を活用しようと考えている人は、ぜひレンタル綿菓子機を利用してみてください。